運営方針

自分の言葉として英語を使う

英会話サークル・フージャーズでは、英語を「自分の言葉として使う」ということを大事にしたプラクティスを行っています。
英会話サークルの中にはゲームをするところ、ロールプレイをするところ、TOEICの勉強をするところなど、いろいろあると思います。
各々のプラクティスには各々のメリットがあると思います。

フージャーズでは、「英語を自分の言葉として使う」ということにこだわったプラクティスを行います。
それは、海外で使える「キレる英語」を身につけるには、英語を使う必要性を自分に課すことが必要不可欠だという考えからです。

日頃、日本語で話していることを全て英語で話せれば嬉しいですよね。
日常生活において、私たちは広辞苑などの辞書に載っている単語の内、どれぐらい使っているでしょうか。
1000分の1も使っていないのではないでしょうか?
つまり、いつも同じ言い回しを使っているのではないでしょうか。

まずは、自分の言いたいことを英語表現に直して話せるようにしていきましょう。
それができたら、より良い表現へとステージを上げていくことを考えましょう。
フージャーズでは、「朝まで生テレビ」のようなディスカッションを含め、毎回英語で約2時間の議論を行います。

「話したいこと、まずありき」とは

国連の明石さんが以前どこかで書いてらっしゃっいました。
「英語を話せるようになるためには、How to say より、What to say  が重要である。」と。

コミュニケーションの大前提は、「いいたいこと」があることです。
いくら英語の能力が高くても、話したい内容がなければ何を言っていいのかわからないし、そもそもコミュニケーションの必要性がありません。
こんな状況では英会話はできません。

英会話のキャッチボールでは、議論の流れに応じて適切な質問を投げかけたり、自分の主張・考えを理解してもらおうと努めることが求められます。
このような議論を多く経験することで、より多くの英語表現に親しむことができ、高い英語力が身に付きます。

フージャーズは、そのような議論に積極的に参加する機会として、英語ディベート・英語ディスカッションの場を提供します。

ディベートやディスカッションというと堅い社会問題ばかりが浮かびますが、英会話サークル・フージャーズでは、できるだけ誰もが参加でき、議論が盛り上がるよう、ホットでコントラバーシアルな話題を取り上げるよう心がけています。
是非、一緒にエキサイティングな知的レスリングを楽しみましょう。

英語の運用能力を高めるため、使用単語を増やす

皆さんの中には、「TOEICなどの筆記試験ではいい点数が取れるのに、英会話になるとちょっと自信が・・・。」という方もいらっしゃるでしょう。
それは、認知単語はたくさんあるのに、それらが使用単語になっていないからかもしれません。

人が知っていると思っている単語は、聞いたときに意味が理解できる「認知単語」と、自分が話すときに思い出せる「使用単語」に大別できるそうです。
例えば、ニュースの日本語を皆さんは100%理解できると思いますが、理解したことを再現して下さいと言われると、難しくありませんか?

日本語においても、ある考え・事柄を表現するために思い出せる単語数は、あなたが知っている単語数よりも少ないのです。
英語のネイティブスピーカーが日常生活で使用する英単語も、日本の高校英語のレベルだと言われています。

英会話サークル・フージャーズは、あなたの知っている英単語の運用能力を高めることを手助けします。
「使用単語」を増やし、英語を話せる脳にしていきましょう。
頭の中の引き出しのたてつけを直して、頭の中に埋もれてしまった英単語を再生させてみませんか。

ネイティブの話し方を目指すための英語ディスカッション

英語の能力さえ高ければ、ネイティブと十分、意見交換ができるのでしょうか。
答えはNO。
日本語に日本語特有の文の組立て、話し方があるように、英語には英語のそれがあるといわれています。

私が大学時代、フロリダに少し滞在していた際に、大学のカフェテリアで私の発言にアメリカ人の友人が一言。
"What's your conclusion?"
彼らには、状況を一生懸命に話す、私の日本的な会話が理解できなかったのです。

①結論を先に言う。
②論理的に話す。

というのが英語の特徴です。
英語ディスカッションには、チャットとは違った話の流れが見られます。
理由の説明を求められたり、三段論法的なExplanationが必要になったりします。

フージャーズの英語ディスカッションを利用して、英語話者の思考の流れを身につけて下さい。

効率的に英語を記憶するために

「英語を覚えようとしても、次から次へ忘れてしまって、いつになったら記憶できるのだろう。」
そんな悩みを抱えたことはありませんか。

でも、仕事のことならどうでしょう。
細かい数字まで覚えているのではありませんか?
これは、何度も反復して情報に触れることで、記憶として定着したということではないでしょうか。

英会話サークル・フージャーズでは、例会の1週間前にメールでトピック・議題を配信しています。
これは、次のような反復効果を狙っているためです。

①送られた英文を読む。質問に英語で答えるために記憶が確かでない単語は辞書を引く。
②当日の例会前に、もう一度どんな文章だったか再読し思い出す。
③ディスカッション中で、他の参加者や自分の発言によって単語・表現に再び触れる。

このように、何度もそのトピックに関係する英語表現に触れるため、記憶の定着が図れ、効率的に使用単語を増やすことができます。 さらに、それにも増して重要なのは、自分の主張を英語で発信できたという感覚を実感することだと思います。